お口にやさしいガムも噛みすぎに注意!知っておきたいお口への影響
ガムにはさまざまな種類があり、配合成分によって期待できる働きは異なります。砂糖が多く含まれるガムは、むし歯のリスクを高める原因になることがあります。しかし、キシリトール配合ガムは唾液の分泌を促し、むし歯予防に役立つため、毎日の習慣として取り入れている方も多いのではないでしょうか。
一方で、キシリトール配合ガムのようなお口にやさしいガムでも、長時間噛み続けたり、強い力で噛んだりすると、顎や歯に負担がかかる場合があります。そのため、ガムは種類だけでなく、噛み方や噛む時間を意識しながら、適度に楽しむことが大切です。
そこで今回は、ガムの噛みすぎによって起こるお口への影響や、ガムを楽しむためのポイントについてお話しします。
ガムを噛みすぎるとどうなる?顎や歯への影響
ガムの噛みすぎは、顎や歯に負担をかける場合があります。主な悪影響についてご紹介します。
顎関節に負担がかかる
ガムを長時間噛み続けると、顎の関節や筋肉に負担がかかります。その結果、顎関節症の原因になったり、症状が悪化したりする場合があります。また、いつも同じ側ばかりで噛む「片噛み」の習慣があると左右のバランスが崩れ、顎の痛みや、お口が開けにくいといった症状が現れることもあります。さらに、噛む筋肉が発達しすぎると、フェイスラインが四角く見える場合もあるため注意が必要です。
歯や詰め物・被せ物に負担がかかる
ガムを強い力で噛み続けると、歯だけでなく、詰め物や被せ物にも大きな負担がかかります。その結果、欠けたり外れたり、浮いたような違和感が生じることがあります。
また、古い詰め物や被せ物がある場合、繰り返し力が加わることで、すき間ができたり外れやすくなったりすることがあります。金属の詰め物・被せ物では、歯ぐきの黒ずみが気になる場合もあるため、違和感があるときは早めに確認してもらいましょう。
ガムは適度に楽しむことが大切
ガムの噛みすぎを防ぐためには、噛む時間や回数を意識することが大切です。
長時間噛み続けない
長時間ガムを噛み続けると、顎や噛む筋肉に負担がかかるため、長時間続けて噛むことは控えましょう。ガムを噛む時間や1日に食べる量の目安は商品によって異なるため、パッケージや公式ホームページに記載されている内容を確認し、適量を心掛けることが大切です。
強く噛みすぎない
ガムは、力いっぱい噛む必要はありません。食事をするときと同じくらいの力で噛むことを意識すると、顎や歯への負担を抑えやすくなります。
左右の歯をバランスよく使う
ガムを噛むときは、左右どちらか一方だけではなく、両方の歯をバランスよく使うことを意識しましょう。片側だけで噛む癖がある方は、左右を意識して噛む習慣をつけることが大切です。
顎の痛みや詰め物などの違和感がある場合は歯科医院へ
次のような症状がある場合は、顎関節や噛み合わせ、詰め物・被せ物に問題が隠れている可能性があります。
- 顎が痛い
- お口が開けにくい
- 顎から音がする
- 噛むと違和感がある
- 歯が痛い
- 詰め物・被せ物が浮く感じがする
気になる症状を放置すると悪化する場合もあるため、早めに歯科医院へ相談しましょう。
ガムの噛みすぎには注意しましょう
お口の健康を考えたガムであっても、噛みすぎると顎や歯に負担がかかることがあります。そのため、噛む時間や回数を意識し、適度に楽しみましょう。
当クリニックでは、お口にやさしいガムの選び方や取り入れ方についてもお伝えしています。気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
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